鮎喰隊06年最後のツアー 熊野川編

今年最後のツアーに出かけてきました。（11月3日から5日まで）
行き先は自然が色濃く残る熊野川。
参加者はいつものというかこの家族のために鮎喰隊が存在するとも言われる、藤村さん親子、凶悪な塾長＆番長コンビです。
スタッフはこれまた極悪コンビのしよよ伍長＆にここ軍曹のコンビです。
熊野川はものすごく遠いので2日の夜中に出かけることに・・・・

「1日目」

桑名駅に集合して出発しました。
「kumano.pdf」をダウンロード 　熊野川の地図です。
和歌山県は近くて遠いところです。
午前4時ごろ熊野市に到着。
ここで少し仮眠しました。

車内は荷物が満載です。



8時ごろようやく熊野川（このあたりでは新宮川）が見えてきました。






河口です。



新宮市で買出しをして出発地点の玉置口へ向かいます。

爆睡する熊!!??いやいや塾長!?




ようやく昼前に玉置口に到着しました。
昼食後カヌーを組み立て荷物をすべて積み込みます。


今回はカヌーにキャンプ道具を満載し自由、気ままに旅します。

「地獄で会おう!?」
それにしてもすごい荷物です。


いよいよ出発。

野趣にあふれる川です。




しよよ伍長を先頭に下ります。
番長のパドリングも手馴れたもの。


塾長も軽やかに漕いでます。



出発が遅かったので1時間ほど漕いで気持ちのよさそうな河原を見つけ上陸、今夜はここでキャンプ。

早速テント設営します。




設営後はみんなで薪拾い。
ここからは番長が仕切ります!?


さすが焚き火番長着火が早い!!




火の番を任せれるのでスタッフも楽です。
今回も焚き火を使って料理をしていきます。

今夜のメニューは豪華漁師鍋＆手羽焼きです。

乾杯とともに食べます。
焚き火を囲むので風下は目が痛いです・・・・!!


藤村さんとのツアーで始めての晴れ!?
雨男しょうちゃんをも超越するパワーが熊野川にあるのか!?
酒も食欲も進みます。


料理終了後は焚き火を大きくします。
番長奮闘中!


今夜は月夜です。
夜になりぐっと冷えてきました。






しよよ伍長と番長はうなぎ釣りの仕掛けをしてきます。
さてどうなることやら・・・・?



焚き火はいいですね。
これを見ているだけで酒がすすみます。




みんな疲れて眠くなってきたのでテントへ・・・・

「2日目」

ゆっくりおきだし朝食後テントを撤収し出発です。
にここ軍曹のいびきが少しだけうるさかったようですが・・・





天気も快晴!?2日目の出発!



熊野川には瀞峡めぐりのウオータージェット船が運航しています。
熊野交通
この秋は雨が少ないので水量が少なくジェット船が近くを走り抜けます。

近くで見ると怖いです。




通り過ぎた後は高い波が・・・
うっかりしていると沈しそうなくらいの波です。


熊野川でも落ち鮎が始まっていました。
竹の堰に捕まる塾長。
相変わらず落ち鮎とは相性が悪いようで・・・（笑）

上流で唯一の橋の瀞大橋。



番長が立ち漕ぎを練習しました。　将来ＴＶに出れるかも?　

いいバランス。




調子が出てきました。




そのまま瀬に突入!?




これくらいの瀬なら余裕です。




余裕の表情です。
私はひっくり返るのを期待していたので残念でした。


途中で上陸してお昼ご飯を食べました。
休憩した場所の前は川幅が狭くなっています。

すぐ前を通ります。




波しぶきがすごいです。
音もうるさいですが・・・


しよよ伍長はひたすら手を振り続けていました。
熊野川観光協会の回し者??


お昼は煮込みラーメン。
みんな腹ペコなのでこのあとうどんも投入。

番長よりこのうどんが一番うまいと言われました。
う～ん、しよよ料理長も悩めるところです。


おしどりの大群でしょうか?
カヌーに驚いてあわてて飛び立ちました。


とびものんびりとカヌーが下るのを見送ってます。




この日はかなり漕ぎました。約15ＫＭほどでしょうか?
十津川との合流地点の河原でキャンプをすることに。
玉砂利の気持ちいい河原でしす。流木が少なく苦労しました。

この日の夜は最後の夜ということでイタリアン＆ウエスタン料理!?

この料理にはワインが合いますね。




ペンネ　アラビア－タ?
うまかったです。さすがしよよ料理長。
番長も2番目にうまかったと言ってくれました。

荒野のウエスタンソーセージ。
私のは黒焦げでした・・・・
焚き火料理ではこういうこともあります。（と言い訳）

その後手長エビ採りをしました。
川の流れのないところにいます。

ヘッドランプで照らすと目が光るのでよくわかります。

番長大活躍でこの成果。
向かって左の手長エビはザリガニくらいの大きさです。


つぶらな瞳です。




しよよ伍長がもう少しで踊り食いするところでした。
いや～酔っ払うと何をしでかすかわからないので怖いです。


油で素揚げして食べました。
美味でした。


残った酒を飲みながら静かに夜は更けていきました。

「3日目」
この夜はあまり冷えなかったです。
朝はもやがかかっています。


のんびりと朝食。
今回初登場のコーヒーのパーコレーターが活躍です。

ここからゴールの志古までは２ＫＭほどです。
志古から玉置口まではウオータージェット船で行き車の回収です。
回収班に番長＆しよよ伍長。
荷物撤収班に塾長＆にここ軍曹。
回収班は出発です。

笑顔で最後の出発。




息もぴったりです。




志古まではあっという間のようでした。



荷物撤収班は損な役回りでした。
塾長＆軍曹とも黙々と片付けしていきます。

そこへ番長＆伍長の乗ったジェット船が・・・
先頭で手を振っていましたが写真ではよくわかりません。

お昼に撤収も終了して後は帰るのみ。
瀞流荘で温泉と昼食をとりました。
湯の口温泉へのトロッコ列車は来年の3月まで運休です。

「残念!」




トンネルが続きます。




また開通したら乗りに来たいですね。
来年、番長の中学入学記念にまた来ますか?


3時ごろ出発して桑名駅には8時ごろ到着しました。

今回は鮎喰隊で初めてカヌーに荷物を積み込み自由気ままに川を下り、気持ちのいい川原を見つけたらそこでキャンプをするというツーリングをしました。
そのため荷物はシンプルにまとめたけどその分楽しめたと思います。

来年度も鮎喰隊は長良川川遊び、漁師体験はもちろん遠征カヌーツーリングツアー、川や海での自然観察会も企画しますので是非遊びに来てください。

参考データ

桑名駅～熊野川往復約530ＫＭ
熊野川の玉置口～志古まで約20ＫＭ
ジェット船は志古から瀞峡へ行き往復大人3,340円
玉置口、瀞大橋で下船乗船も可能。
玉置口、瀞大橋とも民宿、など宿泊施設有。
十津川合流地点南1ＫＭほどにクロネコヤマトがあり荷物も送ること可能。
志古までは新宮駅から熊野交通バスなど。
新宮駅まで名古屋から特急南紀。
関西からはオオシャンアロー、スーパーくろしおなど。

使用艇
塾長　エアー　リンクス2
番長　グモテックス　サニーＥＸ
伍長　モンベル　アルフェックボイジャー460Ｔ
軍曹　フェザークラフト　ジェミニ