船大工見学
10月29日に船大工見学を行いました。
長良川流域最後になるかもしれない船大工那須清一さんです。
那須さんは丁寧に説明してくれました。
もう後継者がいないこと(郡上に一人いるらしいですが・・・・)
釘を作る鍛冶屋も少なくなっているとのこと。
木の継ぎ目はかなづちで叩いて木の膨張作用で水が入らないように
作っているとのこと。
材に高野槇を使っていることなど教えていただきました。
下流でさわらを使っているところもあるらしいですが長良川中流域では
水量、瀬の激しさなどで高野槇が適しているとのことでした。
この大きさの船で製作に約20日程かかるとのことでした。
釘です。1本400円ほど。
塩水につけてさびさせて使うらしいです。
そうすることで抜けにくくしています。
底の部分
釘を打ち付けた後には補修してあります。
天井には鵜飼い舟の図面が・・・
図面もあります。
これからも船を作り続けてほしいです。
こういう船大工がいる長良川流域で暮らしていることが誇りに思えてきます。
自分で1艘作ってみたいです。
その船でツーリングに出かけれたら面白いでしょうね。
また工房に出かけてみたいです。